アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
20
-
セツナ「では、我が国に帰還する。全速前進で進め!衝撃に備えて、何かに掴まれ」
操縦士「全速前進」
操縦士が、大声で言うと、さっきとは、比べ物にならない位のスピードが出た。
衝撃波スゲェなやっぱ。
流石、俺の設計した戦艦だぜ☆とか、思っていると、スピードが緩やかになった。目の前に映し出されたのは、誰も見たことがないと言われる、中立国家・アーシリア天空国だ。
俺の故郷であり、財産であり、我が君のおわす所。
セツナ「軍に通信を繋げ」
通信♀「はい。繋ぎました!」
セツナ「こちら、第四貴族のセツナ・ワーリアントっっ!でございます」
何で、我が君が軍の回線に写ってんだよ!ビビったわ!ビビったけど、何とかギリギリでいけたわ!
「セツナ…噂を聞いたんだが、無敵戦艦ヴァルキリアが、グレイリア皇帝国の国民を乗せていると、面白いことに手を出してくれたね?」
セツナ「その通りですが、何か?」
画面越しに、我が君と睨み合う。
不意に、我が君が笑った。
セツナ「すぐに、帰還せよ!操縦士以外は、グレイリア皇帝国の国民がパニックを起こさないように、下ろす準備をしろ。俺も行く…それと、三人の容態を医務科長に直接聞きに行ってくれ、あぁ…レーダー、お前が行け」
レーダー♀「はい」
セツナ「あとの者は、俺のうしろについてこい」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
20 / 46