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グレリア「遅れているのか?
いや、わかっている。定員がオーバーしていて、無敵戦艦本来のスピードが出ないのだろう?」
流石に、気づくか……ヴァルキリアの大きさを最大したが、それでも、定員がオーバーしてしまっているのが現状だ。
セツナ「ゆっくりでも、アーシリア天空国には、着きますので…ご安心ください」
グレリア「いや、悪い。我も少し焦っていたようだ」
ちょっとだけ、風で艦を押すか。
セツナ「〈風神の突風〉ボソッ」
グレリア「ん?何か申したか?」
セツナ「いえ、何にも申しておりません」
焦ったー!バレたかと思ったぜ。
通信♂「“各機関、帰還のご用意をお願いします。それと、艦が揺れますので、気を付けてください”」
ガタンッ!と大きな音をたてて、国のヴァルキリア専用の倉庫に帰還した。
国民たちは、艦員の指示にしたがい、綺麗に並び直すと、扉が開くのを静かに待った。
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