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我が君「しかし、グレイリア皇帝国の者たちを何処にいれるのだ。主らの領地に空いている所など、無いだろ?」
我が君のそこ言葉に、三人と我が君の後ろに控えていた大臣、それに連れて、グレリア殿が俺の方を振り向いた。
我が君は、物凄くいい笑顔でニコニコしている。言葉では、あぁ言ってるものの助けたいんだろう。無言の圧力を感じる。
セツナ「確かに、謀ったかのように、グレイリア皇帝国の皆様が入れるスペースはありますが、俺、領民には優しくないですよ?」
カカリア「(ナンバーズの中でも領民を優遇している方だ)」
サンシャ「(面白い状況だなぁ~)」
ウーシテル「(意地悪な質問をww)」
セツナ「確か、グレイリア皇帝国は、工業で栄えていた国ですよね。私の領地は、畑ですよ。出来るんですか?」
ウーシテル「(いや、それだけじゃないだろ?ww)」
俺は、グレリア殿の方をじっと見つめた。
セツナ「しかも、私には敬語を使わなければいけないですよ?グレリア陛下殿、耐えられますか?」
グレイリア皇帝国の国民たちは、俺を睨んでくる。
おぉ、コワイコワイ
グレリア「セツナ・ワーリアント殿がそうしろと言うなら、我慢もする。
その代わり、国民たちへの乱暴は止めてくれ……頼む。いや、お願い申し上げます」
えっ!?
その場にいた者の誰もが驚いたことだろう。滅びたとは言え、一国の王であった奴が貴族に頭を下げてお願いしているのだから
セツナ「はぁ、これでは、裸で踊れと言われたら、踊りそうな勢いですね?グレリア殿」
俺はため息をし、もう一度、グレイリア皇帝国の国民の顔を見た。
悪徳非道と呼ばれた王は、改心し心から国民に慕われる王様になりました。
そんな夢物語があるとはな。
セツナ「我が君、進言いたします。
実は、私の領地の人手が足りなく困っています。出来ましたら、我が領地に住み込みで働いてくれる人手をくだされば、嬉しいのですが……」
我が君「それは、困ったな。どうすれば良いのだろうか?」
と言い、我が君は三人を見た。
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