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グレリア「紋章?二人ともに違うのだな」
セツナ「私のは、天翔る龍の紋章です」
カカリア「私のは、天翔る虎の紋章です。しかしながら、この紋章の違いに然したる意味はありません。強いて言うなれば、紋章の大きさの方が重要なのです」
我が君「この紋章の大きさは、その人の能力を現している。大きければ大きいほどに、優雅で美しく、天翔る巫女に近い存在なのだ。カカリアは、この国最大の大きさだ。
そして、この紋章を入れる一族がいる。それが、セツナの家のワーリアント家だ」
カリさんは、後ろを向いて顔が見えていないことを良いことに、顔がデレデレまくっている。
我が君「っツナ!っツナ!セツナ!」
ビクッ!
セツナ「ど、どうされましたか?我が君」
ヤッベェー!途中の方から聞いてなかった
我が君「紋章を…」
セツナ「はい〈モード、天翔る騎士〉」
白を基調とした鎧に、青色のマント、そのマントには、天翔る巫女の紋章が刻まれている。
セツナ「【天翔る巫女の眷属に】」
俺は、右腕を前に出し、魔方陣を描いた。いや、描き始めたの方が正しいな。
俺は、今、巫女の専属の騎士だった男に憑依をされている形だからだ。
セツナ「【ふむ。不純物が紛れ込んでおる。我が巫女の眷属となるものは、主のようなものではないが?】」
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