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sideサンシャ
セッちゃんが騎士に憑依をされると、雰囲気が360°変わる。
セッちゃんに、憑依する騎士はまるで、王のような厳格がある。
セッちゃんのお父さんに憑依していた騎士は、陽気だった。厳格で威厳あるセッちゃんのお父さんの変わりようは、みんなが笑っていた。
セツナ「【ふむ。不純物が紛れ込んでおる。我が巫女の眷属となるものは、主のようなものではないが?】」
セッちゃんに憑依した騎士は、魔方陣を描くのを止めて、グレイリア皇帝国の国民を見た。
セツナ「【何処の手の者か知らぬが、死して報いるか、生きたまま張り付け、どちらがよい?】」
セッちゃんに憑依している騎士は、腰にあった剣の柄を掴んで言った。
そのまま、数秒待ったかと思えば、ある一人の国民に向かって剣を振りかざし、すんでで止めた。
セツナ「【ふっ、震えるな。あとは、現世の者に任せる。おい、そこの半裸の変人、こやつを何処かにやれ…我が、巫女の聖域を汚す密偵だ】」
ぶっ!半裸の変人笑笑
いつのもセッちゃんだったら、絶対にも言わないね。
ウーシテル「半裸のww変人ww」
ヤバイ、真顔出来なくなってきた。駄目だ。真面目な場面だよ。頑張れ、僕!
サンシャ「ぶふっ!」
カカリア「あぁん?」
サンシャ「( ˙-˙ )」
睨まれた。かつて見たことのないくらい怖い、目だった。目だけで、殺されるかと思った。
俺が固まっていると、ウーぴょんは、クスクスと真顔で笑いながら言った。
ウーシテル「上手くやらなきゃww」
ウーぴょんみたいに、手慣れないのに上手くできるわけないじゃん。
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