アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
29
-
カカリア「セッちゃん、先程の騎士の言葉……私と話がしたいなど…」
セツナ「〈モード、解除〉
明日の午後、俺の家に来てくれ、騎士が君を歓迎する。
グレイリア皇帝国の皆さん!
まずは、今夜の宿ですが、しょうがないので、私の家に来てください。庭の広さには自信があるので……転移場所は、ホーシリア地方のワーリアント家で、お願いします」
「ワーリアント家で、いいんですかい?」
セツナ「はい、ホーシリア地方のワーリアント家です。
グレリア殿は、俺と一緒にヴァルキリアに乗ってください」
グレリア「しかし…」
セツナ「心配には、及びませんよ。私の執事はそこまで、バカじゃありませんから……」
俺は、でも!と言うグレリア殿を無理矢理、ヴァルキリアに押し入れると、出航の命を出した。
グレリア「セツナ・ワーリアント殿…大丈夫だろうか?」
セツナ「それよりも、君には今後のことを話しておきたいと思いまして……いや、思ってな。
グレイリア皇帝国の農業労働者の割合は?」
グレリア「5%だ。我が国は知っての通り、工業で栄えていった国だからな」
あそこの地域は、場所的に工業も貿易も農業も出来るところだ。しかし、その中でも農業が出来るスペースが、沢山ある。どうしたものか……
セツナ「どうしようもないな……5%かぁ」
操縦士「艦長!着きましたよ」
セツナ「あとは、君らに任せる。グレリア殿、転移する…お手をどうぞ。〈転移〉」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
29 / 46