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sideロシアンユ
前世と後世が入り乱れる。
そう、前世もあの人はカグヤなんかよりも、ジークフリンなんかよりも、ずっと美しく、そして汚したかった。
あの美しい体を、顔を!
いやいやと、私に泣き叫ぶまで、あの人の顔がぐちゃぐちゃになるまで、犯したい。
でも、後世でもあの人は会ってしまった。リクレアに……こんな計画じゃなかったのに……アイツとあの人があったら、私に勝ち目なんてない。
だから、次はカグヤじゃなくてリクレア……いや、グレリアを暗殺する。
待っていてください。我が愛しの高ノ宮 龍一様……いや、セツナ・ワートリアント殿。
“犬ですか?
では、そんなにお近づきになって、宜しいんですか。犬は、噛みつきますよ?ワンワン”
“ふっ、犬か?
では、そんな近づいたら危ないぞ?犬は、いつ狂暴になるかなんて分からないからな。ワンワン”
そう、貴方は何にも変わってない。
私の気持ち気づかないところとか。
仲間に向ける優しい笑みも……
そして、敵を殺すときの冷酷非道な顔を全て、変わってない。
ロシア「愛しています」
モブ令嬢「えっ?/////」
ロシア「どうかしましたか?」
モブ令嬢「いや…っ、あのぉ~///」
ロシア「すみません。父上との約束を思い出しました。ここで、失礼させていただきます」
汚い女だ。
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