アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
40
-
ここは、ベットか……今のは?夢?
あれは、ジークフリンと陽一とあとは、誰だ?
巫女の雰囲気に似た華奢な女顔の男と、凛々しい顔をした低音ボイスの男。そして、漆黒の鎧に何処か俺に似た顔をした男。
いや、似ていたのは俺だけではない。
華奢な女顔の男は、蒼海に、低音ボイスの男は、グレリア殿に似ている。
そして、気づかなかったが、ジークフリンは、何処かウーぴょんに、陽一はサンちゃんに似ている。
ジークフリンの話によれば、カリさんはカグヤに似ているらしいし……
これは、どういうことだ?
もしや、前世と現世が入り乱れている?
俺は、ベットから出ると、ラフな格好をし、急いで書庫に行った。
ギィー
ジークフリンは、アーシリア天空国の初代王……つーことは、約2000年前の文献を見ればいいと言うわけだ。
2000……2000……2000……無いな。
しかも、巫女についての資料を少なすぎる。
あったとしても、大切なところが破けたり、燃やされたりしている。
ん?これは……
『戦姫乙女ヴァルキリア 著、カグヤ』
それは、本棚の奥にあった綺麗な金髪の女の人が、表紙の小説だ。しかも、著者がカグヤと書いてある。
俺は、それを近くにあった机の上に置くと、この本があった場所を念入りに調べるともう一冊薄い本が出てきた。
無地の藍色の表紙だ。題名は、書いてない。
俺は、それを書庫にあるソファーに持っていくと『戦姫乙女ヴァルキリア』の方から読んだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
40 / 46