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「…痛ってぇ」
頭痛で目が覚める。
まだグワングワンする頭を押さえながら起き上がる。
と同時にジャラジャラと音がした。
ん?
鎖…!?
俺今、鎖に繋がれてるのか!?
なんか首に違和感があるなと思ってたけど、首輪もついてる。
手枷、足枷もついており、絶対に逃げられない。
加えて…、素っ裸状態。
なんだなんだ、あいつは変態なのか?変態さんだな。いやふざけるな。
てか、俺の…その、大事な息子様にもリングらしき物がついてるんだが…。
なんで?
あーもー、ここどこだよ。
逃げ出したいのに逃げれねぇし。
あっ、陸はどこだ?
大丈夫か?あいつ、寂しくて泣いてないだろうか。
それとも、あの男たちに何かされてるんじゃ…。
こうしちゃいられねぇ。
とにかくこの鎖を外さねぇと。
ガシャンと力いっぱい引っ張って壊そうとする。
が、自分の手首が痛くなるだけたった。
だーっ、くそ。外れねぇ。
鎖に奮闘しているとどこからかふわ~と甘い香りが漂ってきた。
「クンクン。甘ったるいな…」
何の匂いだろうか。
…なんか、熱くなってきたな。
汗かきそう。
暖房でも効いてきたのか?
次第に鼓動が速くなり、息切れをするようになった。
「はぁはぁ…。…っっ!?」
嘘だろ…。
…勃ってる。
この匂いって、そーゆー系?
ちょ、冗談じゃねーぞ。
困る困る。俺敏感なんだよ!
辛い…!
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