アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
8
-
「ボス、連れて参りました」
「…兄貴!」
俺の部下に押されて入ってきたのは大輝の弟、陸。
後孔でアナルビーズをくわえたはしたない兄の姿を見て目を見開く。
そしてそのまま俺に敵意を向けた。
俺に詰め寄ろうとするが部下が押さえつけ、跪かせる。
「ぐっ…」
その様子に鼻で笑い、大輝の顔を陸の方に向かせる。
「お前の大好きな弟だ」
「へあっ!?あ、あ、あ…、やだ、見るな、んあっ…、陸、見ないで…」
弟の姿を見た瞬間、今まで流さなかった涙をぼろぼろとこぼしていく。
「兄貴に触るな!!!」
「っっ!」
弟がこんなにも叫ぶのは珍しいのか肩をびくつかせる大輝。
いつもは冷静沈着な男なのだろう。
まったく、今イイ感じだったのに。
うるさい輩だ。
胸元から拳銃を取りだし、陸の膝の前あたりに弾を撃ち込む。
―――パンッ
「ひっ、や、やめてくれ…!」
驚いたのは陸ではなく大輝の方。
こいつ、極度のブラコンだな。
陸はというと撃ち込まれてもなお、俺を睨む。
ここの兄弟はどちらも生意気だな。
まぁ、陸に関しては犯したかった兄を先にとられて憤慨しているところだろう。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
9 / 20