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とある飼われ猫の飼い主
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「おかえりー」
「ただいま。おい、離れろ重い」
「だってー。俺の可愛い可愛いイチが用心棒なんて仕事してるからこーやって抱き締めて匂い嗅がないと不安で不安で」
俺の可愛い恋人のイチを抱き締めてから毛髪に鼻を埋める。
「……知らない匂いがする」
「は?」
「俺達じゃない匂い……誰と会ったの」
「旅人だよ。マハザ村の辺りで人攫いの集団が出たらしくって、狙って行ったらあっさり倒せたんだけども」
俺の可愛い可愛い恋人は腕の立つ用心棒で、巷じゃ「飼われ猫」だとか言われてるらしい。
イチは俺達みたいに半端者じゃなくって人間だけど、そんなの関係ない。だって、こんなに可愛いんだから。
俺より小さい背丈もサラサラな黒髪も片方だけ灰色の目も尖った犬歯も細い身体も。
一度スイッチ入っちゃうと今よりもっと可愛くなってしまう。俺の下で可愛くおねだりしてくれるし、俺を何度も求めてくれるし。
そろそろ本気で孕ませようかと飼い主3人で話し合っているところでもある。この国は呪印ってあるから、男同士でも孕ませる事ができるんだよ。イチは身体は小さいけど丈夫だから、一度に3人くらい大丈夫だよね。じゃないと不平等だし。俺とイチの子だったら絶対可愛いよね。イチに似たらツンデレになるだろうけど。あ、でも妊娠中にはイチとエッチできないなぁ。
「イチ」
「なに」
「きょう、しない?」
「っ!?」
「だって、このところずっと忙しかったじゃん。そろそろ限界。イチが欲しい」
「ばっ……離れろ絶倫!」
真っ赤になって拒むけど、体格で負けてるから無駄な抵抗。片手で腕をまとめて、白い喉を撫でてあげるとあっという間に蕩けた表情になってしまう。
「っあ!」
「ふふ、イチ、今日はいっぱい可愛がってあげる。ナツメさんもミツルギもいないし、ね?」
「ふぁ……ぃ」
あぁもう、可愛いなぁ。
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