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絶望と言う名の快楽11
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骨が軋む音。
肉壁が断裂していく音。
僕の心臓動いて血液を送り出す音。
何故だか僕はとっても冷静な感情の中にいた。
反り返らせた体勢から見える景色は、
上下も左右もわからなくて、
それなのに、
怖いという気持ちより
あぁ、きっとこれが僕のこれからの世界なんだな。って、感じた。
先生……早く僕を壊して。
もう、僕、何も考えたくないんだ。
ただ、先生を近くに感じれたらそれでいい。
触れてもらえなくても
気づいてもらえなくてもそれでいい。
早くあの世界に行きたいんだ。
「アセナ……アセナ、たぶん聞こえてないと思うけど、これから最後の精子測定を開始するよ。今回の測定方法は、キミの尿道だけに刺激を加えるからね。アセナも知ってると思うけど、尿道には快楽を求める神経はない。キミはこれから与えられる痛みを悦びに変換しなくてはならない。アセナ、キミならできる。大丈夫。だってほら……」
先生が11個の器具で固定された僕のペニスに息を吹きかける。
「キミのペニスは、僕の施しを気に入ってくれている」
先生の指先が僕の隙間のない亀頭を撫でる。
僕のペニスはこれから始まる実験を待ち望むかの様に、勃起していた。
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