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お願い 3
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「久しぶり、叔父さん。」
『どうした?いきなり電話してくるからびっくりした。』
「うん……あのね、お願いがあって……」
『ん?』
「弟と妹たちを……これからずっと、預かってて欲しいの。
僕とお父さんには会わせないように、してほしくて。
お金はこっちで出すから。あの、一括払いでいい?」
『おい、ちょっと待て。一体どうした?別にチビ達を預けるってのはいいが……会わせないようにして欲しいだのお金は一括でだの……いきなり過ぎて』
「ご、ごめんなさい。理由は言えないけど、その……お、お願いします!!」
『んー……わかった。優紀はそれで後悔しないんだな?』
「うん。ありがとう、叔父さん」
『うん。』
「あの、今日からでも大丈夫?」
『いいよ』
「本当にありがとう!!じゃあ、5時ぐらいに迎えに来てくれる?」
『わかった。じゃ、またな』
「うん」
これで大丈夫。安心して、暮らせるよね。
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