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別れ 1
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「とりあえず、下に降りよう?」
「わかった」
聞き分けがいいから助かる。
もしこれが友希君だったら、こんな簡単には行かないなぁ……なんて。
リビングに着いた。
よし、みんなに話そう。
「みんなに、話さないといけないことがあるの。」
「っ……いやっ……だ……兄さんっ」
「実は今日から、みんなには叔父さんの家に住んでもらうことになったんだ。
僕、しばらくはここにいないといけないけど。
これからは、真輝君がみんなを支えてあげてね。そして、みんなも真輝君の言うことを聞くように。
兄妹助け合っていって。」
「なんで兄さんは一緒じゃないですか?」
「僕は、やらないといけないことがあるからね。それが終わったら、来るよ。だから、それまで待っててね。」
「はい、わかったのですっ!」
「待って、兄さん」
「ん?」
「それなら俺も残る。兄さん1人じゃ大変でしょ?まぁ、何をしないといけないのかはわからないけど。」
「ううん、大丈夫だよ。僕1人で出来ることだから。真輝君、みんなをよろしくね」
「……わかった」
ピンポーン
「あ、叔父さん来たよ」
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