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痛みと快楽 2
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今日は、どんなことをされるんだろう。昨日の夜、傷口を触っていたから抉られるかも……。
「んっ、優紀……好きだよ」
「いぎっ……………っ……………あ…………っ…………あ…………っ…………」
「痛すぎて声もでないって?ハハッ、ほんっとうに可愛いなぁ……大好きだよ、俺の優紀」
予想通り、お父さんに斬られた大きな傷を抉られた。
痛いのと、あついのと、気持ちイイのが身体中に駆け巡る。
こんなことされたのなんて、初めてじゃないのに、息が、苦しい……。こんなことされ続けられたら、死んじゃうっ
「も、やめて、くださっっ!?あ"あ"っい"っあぁっ」
「俺のこと、嫌いなの?」
「ちがっ、すきっ い"あ"っ」
グチャグチャになった僕のおなか。痛いのかどうか、感覚が鈍くなってるのにもかかわらず、僕の口は『痛い』と言う。
変だ……。
それと、わかったことがある。
・四ノ宮さんは僕の事を本当に好きだと思っていること。
・暴力でしか、愛情を表現出来ない事。
暴力は好きじゃないけど、僕は四ノ宮さんをすきになれるように頑張ろうと思った。
お父さんには、申し訳ないけどね。
だんだん、自分の考えてることが分からなくなってきた。
「俺のこと、好きだよな?」
これだけは言える……。
「っ……………ん……………すきぃ……………」
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