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地獄の日々 5
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「……?」
「君は売られてきたんだよ。あの四ノ宮裕二に。今頃は大金とあの令嬢と暮らしているんじゃないかな?ほら、この前のお見合いの」
「この、前の……お見合い……」
「君を買うのは大変だったよ。まさかこの君が億単位の値段をつけられたんだから。」
………ウソだ……嘘だよね?だって……そんな……僕って、……僕に価値はない……
「君はタダの道具にしか過ぎない、そんな程度のモノだったんだよ。
君は、四ノ宮裕二が金を手にするためのオモチャ。四ノ宮裕二に、愛なんかなかったんだ。」
裕二さん……僕に好きって言ったのは嘘だったの?
僕に愛してるって言ったのも嘘?
やっと……やっと、家族……つくれたのに。
「こんなふうになってるのを見るのはいつぶりかな?
これからは僕達がキミをアイシテアゲルからね。」
「っ………っ………」
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