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きらわれた? 4
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若い看護師さんが、僕を起こすのを手伝ってくれた。
「ありがとうございます」
「気をつけてくださいね。これから、どこに行かれるのですか?」
「あの、ゆうじ……じゃなくて、四ノ宮先生を探していて……」
「あぁ……なら、私がお呼びしましょうか?確か、今は休憩室にいらっしゃるはず」
「お、お願いします」
「あ、もしもし……ーーー」
「ありがとうございます」
「いえいえ。五分後に、病室にいらっしゃるそうです」
「わかりました」
「ではまた。」
優しい人だったな……。
僕は病室に戻るため、また歩いた。
「っ……はぁ……っ、はぁっ……やすみたい……」
「あれ?何で……」
「っ!?あ、敦さん?」
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