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買い物
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蓮sideーーーーーー
スーパーに着いて、今日の献立を作る。
カートを引きながら、まずは野菜売り場へカラフルな野菜たちが目に入る。
んー。どーしよう。
サッパリ系とは言ったものの、お魚にするって決めてるんだけど……
焼く・煮る・炒めるこの三つに分かれるんだよなぁ
あっ、蒼汰が好きな煮魚にしようかな
僕も好きだし、きっと宮野さんも喜んでくれると思う
野菜は、サラダに使うとして
後は…………
カートを次へ次へと進めていると、前の方から見覚えのある服が
「おにぃーーーちゃーーーん!」
走ってくる男の子は蒼汰だった
「蒼汰走っちゃダメ、歩いてー?」
むーっと顔をしかめて、抱きついてくる
頭を撫でながら、宮野さんの姿を探していると後ろから
「ここだよ、買い物終わったのか?」
「うわぁ、、」
後ろを振りかれると、朝見た宮野さんが立っていた。
相変わらずのイケメンで、爽やかで、
って、違う違う!!
「終わりましたよ、後は蒼汰のお菓子だけです」
抱きついている、蒼汰を見ると目をキラキラさせながら
いいの?と聞いてくる。
あまりお菓子を与えないようにしているのだけれど今日くらいは、良いよね
「宮野さんと、一緒に行こうね」
「うん!」
「さーっ、蒼汰くん行くぞー!」
蒼汰くんを抱き抱え、お菓子売り場へと向かう
なんだろう。この感じ……
前の方で、笑う声が聞こえる。
楽しそうに笑う蒼汰を見ているとこっちまで笑顔になれる
「ママァー、みてみて!」
僕を呼ぶ蒼汰のほっぺは、ほんのり赤くキラキラしていた
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