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お鍋
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「蒼汰〜、ご飯できたよぉ」
「ほんと!?」
お腹がすいていたのか、スプーンを手に取り待っている
熱いからっね?と言ってスプーンを受け取り
おわんにわけ入れ、湯気が出ているお粥が冷めるのを待つ
「そろそろ良いかもよ!フーフー、はい、あーん」
「あーん」
おいしーといって、どんどん食べていく蒼汰
ふと、隣を見ると
おいしーねー?と言って蒼汰の頭を撫でながらニコニコしている登坂さん
「あっ、登坂さん。リビングに小鍋作ったのでよかった…お先にどうぞ……!」
お口に合うか分からないけど、食べてくれるかな?
宮野さんの時は、こんなに緊張しなかったのに…
何だか、おかしい
「いや、伊藤さんと頂きたいです」
「えっ、あっ、はい!」
蒼汰を見ると、頭をカクカクさせながら眠気と戦っていた。
お粥もたくさん食べてくれたので、薬を飲ませて布団を掛けると
スヤスヤ眠ってしまった。
寝顔可愛いですね?と、登坂さんとお話しながらリビングに向かう。
お昼過ぎてしまってすみません!と謝罪して熱々の蓋を開け二人で頂くことにした。
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