アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
お風呂に入る?
-
「迷惑って思ってないから、言ってる。考え過ぎだ」
「……でも、」
「おふろ、はいるー!!!」
蒼汰は、はしゃぎながら登坂さんに抱きつく
さっきまでの、痛がってた蒼汰くんは、どこに行ったのやら
熱が上がらないかな?
「熱上がらないんですかね?」
「大丈夫だろ、さっき薬も飲んだし。体も冷えてるだろうから…」
そう言って、何処かへ行く登坂さん
風邪ぶり返さなければいいんだけど…。
大丈夫かな?
何だかんだ、登坂さんに甘えっぱなし
感情に浸ってばっかりで、蒼汰の事ちゃんと見てなかったからこんな状況にもなってしまったし
こんなんじゃ…
「ほら、俺の服だがいいか?」
「え、」
「蒼汰くん、一人で入らせるのか?蓮も体を温めてこい」
だからって、僕までお風呂に呼ばれてもいいのだろうか?
これって、素直に入るべき?
だよね。
「あ、ありがとうございます!服お借りします。」
蒼汰の服は、かなり大きいが登坂さんのスウェットシャツを借りた
下着は、新しいものを二つもらった
「風呂沸いてるから、入ってこい。俺は準備してるから」
「いや!!パパもおふろ!」
手にさっき貸してもらった、スウェットシャツと下着を持って登坂さんの手を引く
お父さんという存在に、興奮気味の蒼汰は登坂さんにメロメロ
「え、俺も?」
と言って、チラッとこちらを覗く
え、僕!?
蒼汰まって、待って!
無理だよ?
普通に考えて、お付き合いもしてない状態だし…
それに、体の傷とか……見られたくないよ
いや、お付き合いは、その……………ゴニョゴニョ
「ね!?ママいいでしょ??」
「え、あ、とぉ?」
「蒼汰くん、ママ困ってるから…今度一緒に入ろ?」
すると、幼い子の特徴でもある
「いーやーだぁー!!」
泣き出してしまった。
子供は、感情豊かで何よりです
「あぁ、っとぉ、いいよ?登坂さんが…嫌では無ければ……の話ですけど」
「やったー!!!」
「いいのか?蓮」
「……はぃ」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
104 / 110