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洗う
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貰った、スポンジを泡立てて蒼汰に渡す。
体は、自分で洗えるように練習中…
この頃は、うまく洗えるようになってきてる、まだ背中は僕が洗ってるが…
「蒼汰こっちおいで、登坂さんに場所変わってあげて」
「うん!パパどーぞ」
アワアワのスポンジを持って、横の方に来てゴシゴシしている。
「いや、俺は後で大丈夫だ。それより、泡を落とそうか?」
と言い、蒼汰が洗い終わったのを確認してシャワーをあてる
キャハキャハ笑っている蒼汰
登坂さんも、楽しそうにシャワーで泡を落としている
次は、登坂さんの番だよね…
僕が、次にシャワーをお借りしちゃダメ
後の人のことを考えないと
昔、修学旅行の時友達から、次の人の事考えた方がいいよ?って言われたことがある。
そうやって言われた理由は、ひとつしかない。
僕自身、にあるって事。
塗り薬は、当時も塗っていたし、飲み薬だって飲んでいた。
病院の先生からは、感染しないから大丈夫だと言われたので通常通りみんなでお風呂に入る事になった。
……登坂さんは、嫌ではないって言ってるけど
本当は、嫌に決まってる。
「蒼汰くん、先に湯船に浸かろうか?」
「うん!パパは??」
「もう、少ししたら入るよ」
といって、僕に次どーぞ
と言ってきた。
「あ、いえ!登坂さんどーぞ!」
「ダメだ、もう決まった事だから。ほら、そこに座って髪洗うから」
え?
登坂さんが……僕の髪を?
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