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過去4
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それから、数分後ーーー
「涼太様、着きました。」
「うわぁ?!!」
大きな家……
お城みたいじゃなくてリゾートみたいな建物
玄関には綺麗なハイビスカスやモンステラが綺麗に生けられていて、お手伝いさんやメイドさんたちが並んでいる。
「ありがとう、じゃぁ俺は先に仕事を済ましてくる。」
「分かりました」
深瀬さんは、先に車から降り登坂さんが乗っているドアの方へ行きドアを開ける。
「でわ、後で。」
「あぁ、くれぐれも遅くなるなよ?」
「はい」
私は、車の中で2人の会話を見る。
口パクで、何を言っているか読み取れ無い。
これから、お出かけ……
何するのでしょうか
すると、深瀬さんが車に乗り込んだ。
段々、張り詰め重たくなる空気……
どうしましょう……
「龍ヶ崎さん、これから旦那様から頼まれていたお洋服を買いに行きますが、お気に入りの店などありますか?」
「……いっ、いえ、とくにありません。」
「分かりました……。あっとぉ、警戒されてますか?」
警戒なんてしていませんが……
ドキドキしていて……
変な顔していないか……とか
色々と
「あっ、いえ……」
「そうですか…。手帳とかお持ちですか?」
「いえ、手帳は持っていません。」
「では、それも買いに行きましょう」
「はい!」
お洋服とか、数ヶ月ぶりかな
でも、私センスが無いし……
深瀬さんから、センス無いんだなぁ?って思われたくないな……
大丈夫ですかね?
不安と楽しみが混じりあって、複雑な気持ちになる。
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