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痴漢?
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一時電車に揺られてると、何か、お尻に違和感が……
後ろを振り返ってみても、誰もいなかった。
きっと、カバンが当たったのかな?
「なぁ、蓮の家今日の夜ご飯なに?」
「今日ですか?んー、お魚にします!」
「いいなぁ、美味しそー」
蒼汰も、お魚さん大好きだし
昨日が少し濃いかったから、丁度いいかも…
「宮野さんは、今日の夜ご飯は何にしますか?」
「んー。」
「もし良かったら、食べに来ますか?」
「えっ、」
蒼汰があんなに、笑顔を見せてくれたのは初めてだし。
宮野さんには、色々と付き合わせてしまった事があるし色々お世話になってるから
ご飯くらい誘ってもおかしくないよね?
あれ?
嫌だったのかな…?
驚いている表情を浮かばす宮野さん
僕何か、変な事言ったかな……?
「えっとぉ……?」
「……いいのか?」
「えっ、はい!色々お世話になっているので」
嫌じゃなかったみたい?
良かったぁ……焦ってしまったよぉ。
ほんのりと頬を赤める宮野さん
その表情を覗けてホッとする。
「じゃぁ、ご馳走になってもいいか?」
「はい!」
あっ、お買い物行かないといけない
その事を宮野さんに伝えると、蒼汰を迎えに行った後買い物に行く事になった。
楽しみだなぁ〜
仲のいいお友達を家に招いてご飯を食べるのやってみたかったし
友達とご飯なんて学生時代ぶりだ!
いろんな話をしているなか……
後ろから…………
「……ッ!!??」
えっ、うそうそ。。
後ろからその…………お尻を触られてる?
強ばる身体を、ズラそうとするけど言うこと聞いてくれない。
血の気が引きだんだん怖くなっていく。
あの時のことを思い出す。
男性だよ。。
僕。
こんな事あるのかな。。
……どうしよう。
〜〜!!
「どーした?」(ボソッ)
「……えっ!?」
隣にいる、宮野さんから声を掛けられてビクッと体が動く。
小声で問いかけてくるその答えを口に出そうとするけど声にならない。
「ーー!!」
ポロポロと涙が頬を伝う。
声にだそうと助けを求めようとしても、言うことを聞いてくれない体がもどかしい。
「…!?」
なにかに気づいたのか、いきなり腕を引っ張られ気づいた時には宮野さんの胸の中にいた
「……!?!?」
「……大丈夫か?」(ボソッ)
「……」
コクンコクンと頭を縦に揺らす。
後ろの影に気づいてくれたのか、守ってくれるかのようにそっと包み込んでくれた。
「ッチ……誰だよ。」
「…………。」
怖かった。
宮野さんがいてくれてホッとした。
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