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取り巻く感情
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動き出すタクシーに揺られ、ボーッとしていると。
「後ちょっとで、ミーティング遅れるところだったな(汗」
「そうですね笑」
同じ事考えてたんだ。
不思議な感じ…
普通だったら、こんな会話も水のように流して終わるんだろうけど
なにか引っかかるような……
僕だけかな?
そう言えば……
昨日登坂さんに出会ってから調子狂うなぁ
最初は、仕事の事での関わりだったけど
昨日の夕方、蒼汰と買い物に行ってる途中登坂さんとばったりあって一緒に買い物までして…
短時間で少しだけ距離が近づいたような…
僕が、登坂さんのこと少し苦手ってことバレたけど、でも、
最後に登坂さんは
少しづつ慣れていきましょうって言ってたし
そう言われた時は嬉しかった
そのくらい僕のことを見てるって実感出来たし僕も慣れていこうと努力出来る
それに、気付いたんだ……
登坂さんの事が…………
「そろそろ着きそうだな?」
「…えっ!?あぁ、ホントですね」
考え事をしてる時に、不意に声をかけられビクッと方が揺れる。
少し戸惑った顔で宮野さんを見上げる
違う……
さっきのは、きっと僕がおかしんだ
だって、男だしこんな感情抱いちゃダメって
言い聞かせてるのに頭の中は登坂さんばかり。
こんな感情、登坂さんに見せたりしちゃ
きっと嫌われる。
冷めた目で見られて、「気持ち悪い」って…
抑えようとしても、あ触れ出てくるいけない感情
前まで、人にこんな感情を出したことが無い。
僕からしたら、分からない変域に足を入れおどおどしてる様なさまだ。
宮野さんは、きっと、複雑な顔で見上げてるって感じ捉えられてるかも…
「どうした?」
「いえ…何でもないです」
顔を窓側に向け、ボーッとまた外の風景をのぞく
もし、宮野さんにこんな事相談したら
気持ち悪がられるかな?
それとも、爽やかに乗ってくれるかな?
そんな事、考えなくても答えは出てるか…
たったの1日で、登坂さんの事が……
…………ないよね。
はぁ、何だろう。
この気持ち
だんだんわからなくなってくるよ
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