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偶然の一致
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伊藤sideーーーーーー
しばらく、タクシーに揺られていると
行き場所に着いたのか、タクシーが止まった。
「着きましたよ。会計は1680円です」
隣にいる、宮野さんの手が僕の視野を通りすぎる
賽銭置き場に、2000円を置く宮野さん
「あっ、僕出します!宮野さんこれ閉まっててください。」
置いてあった、2000円を宮野さんに無理やり渡して
自分の財布から1680円を出す。
「いや、俺が出すよ」
「いえ、僕迷惑かけたので僕に払わせてください。」
「……でも、」
「っね??」
「じゃぁ、お願いします」
タクシーの人に、お金を渡しタクシーから降りる。
急がないと……
ミーティング遅れちゃう。
先程までの感情が、僕の心を塗りつぶす
勿論僕は、男の子で女の子にしか興味無かったけど…でも
昨日、なんて言うか……その
「おい、蓮?大丈夫か?」
「えっ、あっ、はい!!」
「さっきから、複雑な顔してるぞ?なんかあったのか?」
宮野さんは、本当に勘が鋭い
でも、この件は自分でなんとかしないと
普通に考えてまだ、未熟なこの感情を面に出したところで答えが見つからないような気がした。
「大丈夫ですよ!不安なだけです(汗今日、決まりますからね」
「その事か、きっと大丈夫だ」
「そうですよね」
僕のちゃんと笑えてるよね
誤魔化すのが苦手だからなぁ…
すると後ろから………………
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