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愛のキス
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「佐藤さん」
パッと、顔を上げると目の前に登坂さんの顔が……
「…っ!?」
気づいた時には、登坂さんからキスされていた。
んん、息がァ……
目の前の登坂さんは目をつむりとても綺麗な顔だ。
どうしよう。
突き放せないよ。だって
うれしいもん。
でも、苦しい
「……ッぷふぁ/////」
唇が離れると同時に、変な声が出てきて
顔が真っ赤になる。
どうしよう。
変な声出ちゃったから、引かれたかな?
ピポーン
「あっ、着きましたね。いきなりすみません。つい、キスしたくなって」
壁ドンされた体型が、だんだん離れて
ぼーっとしてしまう。
引かれてなかったみたい
けど、今の状況を把握できるほど脳はついてこれていない。
「佐藤さん?降りないんですか?」
「ふぇ!?あっ、降ります!」
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