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嫉妬
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沈黙のまま、エレベーターから降り
会議室に入る。
どうしたらこの空気を軽く……出来るのかな
椅子に進められ、座るがさっきの事が思い出されてソワソワしちゃう。
「佐藤さん、先程は無礼な真似をすみません。」
「あっ、謝らないでください!その……」
嫌じゃなかったです。なんて言えないよ
こんな浮ついた気持ち、登坂さんにぶつけちゃダメ。
さっきも、きっと、挨拶のキスだよ
そーだよ!きっとそう!
僕が勘違いしちゃってるんだよ
「佐藤さん、その言葉の続き聞かせてください」
「えっ、えっとぉ……」
コンコン……
『失礼致します。お飲み物を持ってきました』
ドアから、綺麗な女性が入ってきて
迫られた言葉が行き場を無くし、かき消される
女性が持っているコップからは甘いココアの匂いがする
甘い匂いだ……
「あぁ、すまない。ありがとう」
『いえ、失礼しました//』
目の前に、ここのブランドのマグカップが
その中には、ココアのいい香りが放たれている。
女性が帰っていく時、頬を少し紅色に染まっていた
あぁ、この人も登坂さんの事が……
モテモテなんだなぁ
僕なんか、あの女性に比べたら下の方で
あの人の方が綺麗で清楚な感じできっと、お似合いだと思う
「佐藤さん?」
「登坂さん……」
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