アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
好き
-
「隼斗くーん、弟さん服どおー?」
遠くから聞こえる、店員の声。
身体に、緊張が走る。
今来られたら、確実にヤバい。
隼斗の舌が、ベチャベチャと自分の口を犯してる。
悠斗はこの状況を見付かりたくなくて、普段ではまず有り得ないが、黙ってその舌を受け入れる。
「大丈夫みたい。今、ちょっとサイズ感確認してます………………………ね、悠斗」
上手く店員の質問をかわし、隼斗は微笑みながら悠斗の唇を離さない。
「はぁぁ………も……………ダメ…………んっぁ」
悠斗は隼斗の腕を掴み、微かに声を漏らす。
隼斗、キス上手すぎる。
抵抗をしないで隼斗を受け入れると、ここまで感じてしまうのか……………………そう言いたくなる位、力が奪われる。
膝が震え、下半身が下着を押し上げる。
「悠斗、たまらなく可愛いよ………………」
「馬鹿………やろ…………っん……隼斗が、こんな所で…………………は……ぁんっ」
こんな所。
バレたくない気持ちが、どこか余計に興奮させる。
離れた舌から垂れる糸も、エロく見えて、隼斗の身体に慣れてる自分が、嫌になる。
「……………………好きだよ、悠斗」
悠斗の耳元で囁きながら、隼斗はその身体を抱きしめた。
「隼………………」
またいつもの、戯言か。
悠斗は隼斗の腕に包まれ、静かに伝わる音へ、耳を傾ける。
「………………………好き……………………」
でも……………………。
なんだかいつもより、隼斗が緊張している気がしたのは、気のせいか……………………?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
38 / 125