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温もり
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抱きしめられる。
嫌いだった、兄に。
「大丈夫?…………………悠斗」
既に、グッタリ。
悠斗は隼斗の肩へ顔を埋め、荒くなった息を整えていた。
車の中で、ヤってしまった……………………。
自分でも、節操の無さにビックリである。
ヌュプ………………………
「はぁっ……………やっ………」
ゆっくりと、自分の中からモノを抜き出す隼斗に、悠斗はまた声を上げる。
身体が敏感になってて、動かされただけで感じちゃう。
「ごめ…………………挿れたままも、いけないと思って……………………」
隼斗は優しく悠斗の腰を抱き、身体を支えた。
「隼…………………斗……………」
そう言えば、隼斗はまだイってない。
辛くないのかな?
「い………………いいの?隼斗は、まだ………………」
シートへもたれる隼斗にしがみつき、悠斗は珍しく隼斗を気遣った。
まるで、ホントに恋人同士みたいだ。
「俺は、いいよ。悠斗が気持ち良かったら、それでいい…………………」
「隼……………………はぁ………っん」
隼斗の笑顔と、キス。
舌が、離れたくないって言ってるように、絡みつく。
「大好き…………………悠斗……………」
どうしよう。
凄く気持ちいい。
悠斗は隼斗の服を握りしめ、たっぷりと唇を重ねる。
「あ…………はっ…………隼斗…………………」
「可愛い………………………」
背中に回る隼斗の腕が、やけに温かい。
「…………………………大好き」
隼斗の囁きも、悪くない。
嫌いじゃないって、思ってる。
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