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恋人の時間
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ギシ……………………
「あ………………っん、はぁっ………りょ…………」
薄暗い部屋で、ベッドを軋ませ、身体を求め合う。
最近、涼はいつにも増して、悠斗を欲する。
デートの終わりは、毎回悠斗の部屋。
「好きだよ…………………悠斗っ」
「んぁっ……………涼…………ぁあっ」
悠斗を抱きしめ、涼は下半身を激しく突き上げる。
ジュポジュポと淫らな音を響かせ、鍛え上げられた涼の身体は、何度も大好きな恋人を攻め立てた。
「悠斗…………っ………」
周りには、使い終わったゴムが幾つも散らばり、若い二人の熱さを物語っていた。
涼は悠斗にキスをし、強引に舌を絡めていく。
「あんっ…………ん…………今日の………りょ………凄ぃ………はっ…ああ…………っ!身体が……………壊れそ……っ」
「好きだから………………悠斗が……好きだからっ」
クーラーを付けていても汗が額を伝うほど、涼は悠斗を愛した。
でないと、不安になる。
悠斗と付き合いだして、涼には気付いた事がある。
悠斗の中に、常に隼斗がいる事。
最初はわからなかったけれど、隼斗が家を出て行って、それは日に日に見えてきた。
口には出さないが、悠斗はいつも隼斗の事を考えている……………………隼斗に会いたいと、思ってる。
「…………………さない…………………誰にも、渡さない」
お腹の割れた肉体を惜し気もなくさらし、涼は悠斗を貪るように抱いた。
「んんっ……あ………はぁっ…………りょ…………っ!」
悠斗は自分にしゃぶりつく涼へしがみつき、その身体を受け入れた。
涼が、好き。
俺は、涼が好きなんだ。
まるで、自分に言い聞かせるように、心の中で唱える。
なのに、どうして……………………。
隼斗に抱かれた日々が、忘れられない。
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