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猛アタック2日目⑨
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「へ?なんで雄哉くんが?」
「だってお前世話してくれるやついないだろ?だから俺がやってやる。」
面倒見がよさそうじゃないよね?雄哉くんって、、
絶対面倒臭いからやりたくないって感じでまくりなのに?
何を思って補助をしようという気になったのかな?
雄哉くんの考えていることがよく分からない。
「そんなの悪いよ。だって泊まり込みみたいな感じなんだよ?」
僕の生活していく上での補助なんだから靴や服脱がせたり、買い物に付き添ってくれたり、多分お風呂とかもお世話してもらわなきゃだし…… 。
雄哉くんにメリットないと思うんだけどなー。
むしろデメリット多いよね。
「別に構わない、泊まり込みでも。俺がやりたいからやるっつってんだよ。」
何か企んでるんだろうか。
なんか怪しい。
「でもさ、疲れると思うよ?それでもいいの?」
「だからいいって言ってんだろ。」
そんな言い合いを2、3回繰り返していたらなんかもう断ろうにも断れる雰囲気じゃないし、お医者はお医者さんでお願いしますって感じ出してるからなあ。
もういっか。やってくれるって言ってるんだし、僕には補助してくれる人もいないし。ありがたいよね。
「えっと、じゃあ、、お言葉に甘えて1週間よろしくお願いします。」
「おう。」
そう返事を返した雄哉くんは口元がニヤついていたような気がした。
あ、これ絶対何か企んでるな、、
ーーーーー
「では、話はまとまりましたね?ここには松葉杖で生活していく上で気を付けていただかなければいけないことが書いてあるので読んでおいてください。」
そう言ってお医者からプリントをもらい2人でお礼を言い病室を後にした。
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