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恋人同士3
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「あれ、それだけ??ざーんねん」
口を離すとイタズラに微笑みながら俺を見つめる祐樹さんと目が合った
「夢翔、もうそろそろ起きないとお仕事大丈夫?」
時間を見るとまだ朝の7:00
「うん、大丈夫。お仕事はお昼の1時からだし!なんなら、もう少しこのままでも……」
「少しだけベッドにもぐろうか、、」
「う、ん…」
祐樹さんは一度はがした布団を元に戻そうと布団に手をかけた
そのとき、、
「ニャーーーーッ!!」
「は、え??」
「ソラ、おはよう。そうだね、ごはんの時間だったね……」
「んにゃ……」
いつの間に扉を開けたのか知らないけど、そこにはちょこんと座って、こちらをじーっと見つめてる
……うっ………
動物といえど、今のやりとりを見られていたのは恥ずかしい……
「夢翔、まだ寝てて大丈夫ならゆっくり寝ててくれて大丈夫だよ。俺、ソラにごはんあげるついでに俺たちの朝食も作ってくるよ」
「え、それじゃ!俺も手伝う!!」
「いいよいいよ、夢翔はゆっくり休んで?できたら呼んであげるからさ」
俺はこくんと頷いた
祐樹さんが部屋から出ていく
その後ろをソラちゃんがちょこちょことついて行く
扉の付近でソラちゃんがこちらをチラッと向いて、また再び歩き出した
……ん?ついて行けってことなのかな??
なんだか、祐樹さんのいなくなった寝室は寒くて寂しくて、俺もソラちゃんのあとに続いてリビングへと足を向けたのだった
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