アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
翌日。
-
ーーーーーーーー
ーーーーー
「………ん。」
カーテンから漏れる日差しで目を覚ます。
だが、目は閉じたままで視界は暗い。
(不思議だ…。今日はやけに頭がスッキリしてる)
それに疲れもない。昨日早く寝たのが良かったのか?
ゆっくりと瞼を開けると、そこにはーーーー
「あ、起きました?」
「…………。」
視界いっぱいに広がる、天使の、顔……。
ゴツンッ!
「いったぁぁぁぁ!!!」
そう認識した瞬間、俺はソイツに頭突きをする。
「ちっけぇよ。ていうか俺の上に乗るんじゃねぇ。邪魔。」
コロンッと、マコをベッドの上に転がす。
そして俺は立ち上がり、壁につけられた時計を見る。
(まだ朝の6時か……。余裕だな)
「ひ、ひどい…。俺、親にもこんな扱い受けたことないのに…」
「悪いな。俺はお前の親みてーに、甘くない。」
悲しむマコをよそに、俺はシャワーを浴びるために寝室を出た。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
21 / 30