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奴と俺とアイツ。 西郷編
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渋茶色の鬱蒼とした茂みの中。
幕末志士、西郷は1人考え事をしていた。
確か、坂本さんにゲーム持って行って......で、電源つけた瞬間に光に飲み込まれた??
辺りを見渡すとまるで私の作ったゲームにそっくりな景色。
『......誰かー、坂本さぁーん?』
一応、坂本さんの名前を呼んでみるが、返事は無い。
ガサガサッ…
突然、背後の木が揺れ、少し身震いする。
普段なら隣にいる坂本さんが大声で叫ぶのだが今はそれさえ無い。
どうしようもない不安に駆られる。
早く坂本さんを探さないと......!!
______________
陽が沈み、暗くなってきた森は更に寂しい。
坂本さんを見つける為に森を迷い続けるが生き物一匹見つからなかった。
もう、足が動かない。しかし座ってしまうともう二度と立てなくなってしまいそうだ。
…少し、少しだけ休もう。
そう自分に言い聞かせ地面に座り込む。
すると、遠方から緑の物体が近づいて来ているのがわかった。
『…坂本さんっ!?』
立ち上がって彼の名前を叫ぶ。
『 西郷サァ-ン… 』
しかし、返事をしたのは彼ではない別の生物だった。
////////////////
今回、リクエスト様と合作させていただきました。ぎゅーにゅ。です。
正直、御声を掛け頂いた時は死ぬ程嬉しかったです。
なるべく足を引っぱらない様に頑張ります!
リクエスト様は坂本視点となっています。どうぞあちらもご覧頂けたら嬉しいです。
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