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急ともいえるその刺激に、思わず声が漏れた。
怒っているのがわからないのか。
なんとも理解し難い突然の行動に、さらに怒りは増していく。
「オイッ!二都お前ッ!!!」
三守は声を荒らげ、なんとかして快感をしのごうとした。
声は出したくない。
αにイかせられたくない。
「んっ、く、ぅ」
必死に我慢する声が漏れていく。
その声に呼応するように、性器を扱く速さも上がっていく。
二都の目が、興奮の色に染まっているのがよくわかった。
二都も、興奮しているのだ。
「気持ちいいか?俺の唾液飲んだから、多少はマシだとは思うがな」
「に、にと、んっ!」
「喋れねえか」
ふっ、と優しそうに微笑んだかと思えば、手の動きは一切緩めない。
必死に二都の手に三守は手をかけて止めようとするが止まらない。
やめろ、やめてくれ、と消え入りそうな声をこぼす。
大丈夫だ、と二都は呟き、キスをする。
漏れた喘ぎ声をすくいとるように、舌を絡ませていく。
唾液が性器にこぼれ落ちた。
「三守、」
二都が耳元で名前を呼んだ。
急に手の速度が早まる。
声がおさえられず、声が漏れる。
水音の大きさも増した。
くそ、イきたくねえ!
急に手の動きが止まった。
三守の荒い息遣いだけが聞こえる。
二都が余りにも動かないので、恐る恐る閉じていた目を開けた。
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