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我慢と忍耐2
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何故。
車の中での熱とは比べ物にならない熱が体を蝕む。
今まで薬で抑えていた分、久しぶりにまともな発情期をくらった。
こんなに苦しいものだったか。
「……んッ……ふ…ッ…!!」
何も触れていないのに、快感を覚える。
起こしていた上半身がベッドに倒れ込み、冷たいシーツに顔を押し付ける。
今はその冷たさが気持ちよかった。
快感ばかりが感情を占めていく。
奥。
奥が疼く。
これが、どこの奥なのか、わからず、荒くなる息を整えながら、三上は自身の性器へと手を伸ばす。
「ダメ」
「な、なんで…ッん」
「俺が我慢してるんだ、お前にも我慢して欲しい」
「はぁ!?なんだそれ、ぅあッ!ゃ、やめろ!!」
二都の手が、性器に触れる。
三守はその手を振りほどこうと、二都の腕を握った。
当たり前のことだが、腕をふりほどくことはできなかった。
そのことを見切っていたかのように、二都が掠れた小さな笑い声をこぼした。
「腰、揺れてる」
車内でも聞いた言葉。
「はは、可愛いな、三守」
二都が何事かを呟いた、と理解をする前に二都が手を動かした。
車内とは比べ物にならない快感が三守を襲った。
「んぁッ!!まっ、まて!にとぉ!!ひっ!」
グチュグチュと音を立てる手助けをするかのように先走りがたれていく。
シーツにシミを作るほどだった。
二都の手は止まることなく三守を追い上げていく。
「やだっ!!!やめろ!!にとっ」
二都の腕を三守は握りしめる。
ついには爪をたてて、ひっかいてまで止めようとした。
それでも、止まらない。
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