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現行犯。
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「………。」
「………。」
「………。」
気まずい沈黙が空き教室の充満する。
…なんだか俺が邪魔をした様な、いや、邪魔をしたんだが、なんでだよ。
そんな目で見られたって俺も被害者だ
勝手にこいつらがココにいて。
勝手にセックスして。俺も勝手に掃除をするんだ。
ーそうだ。掃除をしなくては。
俺は2人を無視して掃除を始めることにした。
「いやいやいやいや!?!?!?なに何事もなかった様に掃除始めてんだよ!!アンタ誰だよ!!!!」
「…っ!でんでん悪い。また今度にしようぜ、料金はー…吉原んとこ払っとくから!!」
「えぇっ!?!?ちょっまっ…」
……。突っ込んでいた方が慌てて教室を出ていったのが見える。
「うわぁ……ヤり逃げ」
俺がポツリとこぼす。すると前方から、今日何度目かの睨みつけ。
「アンタのせいだろうがッッ!!!!
……って、アンタ最下位の…?」
これも何度目だろうか。
あぁ、もう。そうですはいはい。俺が最下位です。
「ーンなこたどうだっていい。それより吉原って…身売りは見逃せないな」
相変わらず俺の目は気力の無いもので。
吉原……聞いたことはあったが学園内の身売り集団だな…。
裏部活みたいなもんらしい。
ー見逃せない、そう言えば目の前の青年は瞳を揺らしていた。
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