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アイドル君の企み。
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少し前の事、風紀担当の……確か、深谷先生。
深谷先生から、学年内でも人気1位を誇る超絶アイドル君に、呼び出されていた事を聞いた。
俺としてはパスしたい用事だったが、なんせ1位なだけあるか後々面倒な事になるのは目に見える。
俺も馬鹿ではないのでこうしてやってきた訳だ。
廊下で見かけた………ていうよりはかかってきた、アイドル君のファンをスルーしてな
呼び出されていた音楽室に。
「やぁ、先生…待ってたよ。少し遅かったんじゃないかな?ーあぁ、別に責めてるつもりは無いんだよ…ただ、僕としてはもっと早く会いたかっーー」
「用件を言え。会話はスピーディに」
「相変わらず素っ気ないね。通常運転で何よりだよ」
入るなり長々と話しかけられ、早速帰りたくなってきた。
柊は上機嫌な笑みを浮かべてそのまま部屋の奥へと向かい、適当に座ってとソファの方を指す。
…前回このソファに座って降りかかった災難を忘れたわけじゃない、俺は立ったまま柊を待った。
後に手に2人分の飲み物を持ってやって来る柊に本気で長居させる気なんだと、相変わらず何がしたいのかわからなく。
「座りなよ先生」
「用件を言え。」
とりあえず嫌な気がした。
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