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巻き付かないで。
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静かな室内にバタン、と。
背中越しからソファにぶつかる音が響く。
「…ッーー!…あ゛ぁ~ックソ!ふざけるなよ柊マジでお前…」
柔らかくても衝撃は来るもので、痛みよりも驚きから声にならない声をあげた。
座らされたと思ったら、強引にゲームを始めて、次はこれか…
次から次へと…いい加減。そろそろ本気で怒鳴ってやろうと、柊を睨む。
いくら顔が整っていようと、男に押し倒されて喜ぶわけがない……いや、女だとしても押し倒されるのは御免だ。
退け、そう言うように足をばたつかせる。
「ああ〜もう、ほんと先生素直じゃないなぁ…」
「素直に嫌がってんだよ!!」
「素直な先生も素直じゃない先生も可愛いよ」
こんな台詞が学園1位から囁かれれば、きっと恋に瞬間的に落ちるのだろう。他のやつは。
歯の浮くような台詞に興味は無い。
「時間が無くなる前に先生を堪能しなきゃ」
スルリと手馴れた手つきで
柊は俺の服へ手を入れた。
抵抗もなく、抵抗する時間もなく。
「ちょ、やめ…っ」
本気か?
本気だとしたら、そろそろやばいかもしれない状況だよな。
まさぐる手がくすぐったい、
そもそもなんでコイツの手はこんなにもあったかいのか
そんな事を考えてる暇も無いようで、
ビッ、と音を立てて白衣を脱がされた。
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