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人気投票反対。
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天使の笑顔で無理矢理約束させた
柊はようやく俺の上を退いた。
コイツの、何が何でも思いのままに動かしたがるワガママはもう天性なのか…
「それじゃあ先生、今日の放課後ね」
ふふふ、と笑いかけられたと同時に来る
キラキラを見て見ぬ振りをした。
「放課後までお前に付き合わなくちゃならねぇのかよ…」
「放課後まで俺と一緒にいれるなんて、他の子だったら泣いて喜ぶ特権だよ?」
「朝お前に呼び出されて、わけのわかんねぇ絡みをされたのでいっぱいいっぱいだ」
……いや、わりとまじでキラキラの過剰摂取になりそうで辛い。
今まで、なんの変わりもない同じ生活をループしてきたのに。
学園人気投票でワースト1位をとってからというものの、変わりすぎた。
周りの態度の変化。
ビビットピンクの………名前忘れた。くるくるした奴のウザ絡み。
そいつに無理矢理やらされた掃除と掃除先での不純同性交遊。
しかも閉じ込められるなんて、いらねぇお約束付き。
謎の3位以上宣言。
柊は朝からカオスをよこしてきやがる…
イメチェンからのまた、周りの態度の激変。
吉原の事はもう思い出したくもない。
太郎だかポチだか忘れたサッカー部のエースの事も忘れたいし、ソイツの記憶も消したい…
助けてくれたのは感謝してるが……消したい。
それで今はまたコイツか……
まだ2日だ。
人気投票が起きてから、まだ2日しか経っていないのに悪い事ばかり起こりやがる。
「…………やっていける気がしねぇ」
想像しただけで、脱力感が半端なかった。
人気投票なんて反対だ。
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