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小悪魔VSドS
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何故に声を我慢?
yoshiは首を傾げるが、次の瞬間に電話に出たので、成る程…と思った。
「寝てるよ」
光一の質問にそう答える。
間違ってはいない。
ベッドに寝てるyoshi。ただ、自分と淫らな行為をしているけど。…なんて本当の事は言えない。
「やっぱり具合悪かったのか、今事務所に戻ってるから」
チッ、
思わず舌打ちをする。
戻らなくて良いのに。
舌打ちする豊川にyoshiは口パクでどうしたの?と聞く。
豊川は微笑むと、下へ手を伸ばし、行為を再開させる。
…んっ、
必死に声を我慢するyoshiが妙に色っぽくてそそる。
手は性器を通り越して秘密の部分へと進んで行く。
指先でソコを刺激し、侵入させようとするが緊張しているのか上手く入らない。
指を唾液で濡らし、またソコを刺激する。
濡らしたおかげか、指は中へと侵入出来た。
…んっ、はあ…はあ…
息さえも我慢するようにyoshiは身体全体で喘いでいるようだ。
「あと、どれくらいで着く?」
豊川の質問に光一は、
「あと20分くらいだな」
と答えた。
20分。短い。
豊川は挿入させた指を奥まで入れると中で動かす。
「んんっ」
思わず声が出てしまうyoshi。
「どうした?」
声が届いたのか光一が聞き返す。
「寝返りをうっただけだよ」
豊川はそう言うと電話を切った。
「我慢しろと言ったのに、声でちゃったね」
豊川はyoshiの耳を舐めながら言う。
「んんっ、でちゃう…よ、イジワル」
感じながら答える。
「感じてる声が向こうにも聞こえたみたいだぞ」
わざと意地悪を言う。
「タケル…わざとした癖に」
睨みつけるyoshiにまた笑いかけると挿入させた指を激しく動かした。
「あっ、あああっ、や、」
yoshiは途端に激しい行為に我慢出来ないように声を上げた。
もっと、淫らな姿が見たい!
豊川は指で弄りながらyoshiの性器も口に含む。
もう頭で何も考えられない。
真っ白になる意識。
どれくらい声を出したか分からない。
yoshiは何度目かの絶頂を迎えた。
*******
「嘉樹くん大丈夫だって?」
電話を切った光一にマコトが話しかける。
「なんだか苦しそうだったな」
電話の向こう聞こえたyoshiの声。
心配が止まらない。
*******
事務所につくと真っ先に社長室に向かう。
ドアを開けると豊川がネクタイを締め直していた。
「嘉樹は?」
光一とマコトは心配そうな顔をしている。
「奥で寝ているよ」
と仮眠室に視線を向ける。
豊川は上着を着直しながら乱れた服をさりげなく直す。
光一は仮眠室のドアを開け、yoshiの様子を覗く。
yoshiはベッドで眠っている。
「やっと落ち着いたんだから起こすなよ」
中へ入ろうとした光一を豊川は止める。
「熱は?」
「だいぶ下がったよ」
これは嘘ではない。
火照る身体の熱はだいぶ冷めている。
数回イカせた事でyoshiは疲れて寝てしまったのだ。
失神が正しいかも知れない。
光一達が戻る少し前、グッタリしたyoshiの拘束した手を解き、服を直し寝かせた。
光一はもちろん気付いていない。
「しばらく寝かせてから家に送るよ」
豊川にそう言われ、光一は部屋へ入る事はせずにドアを閉めた。
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