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『二節/7』
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アロク王子が団体を瞬殺した。
少々グロテスクな倒し方がちらほらあったが、そこはホラーを見慣れている俺だから平気であって普通の人間なら軽く気を失っている事だろう。
と、言うワケで俺たち一行は第4都12町を離れる事になった。
次の町は第4都11町。
「1コ町が変わったぐらいじゃ町並みは変化なしだな。てかなんで町並みは日本の京都っぽいんだ?」
「キョウト?」
「誰が町を作ったんだ?」
「オレの親父」
「…王様か」
「待て、その言い方だとオレはまだ王子だと思われてるのかよ?」
「気にするなって、ただの愛称だからさアロク王子」
「王子は要らないだろ!!」
「どうしてそんなに気にするの?」
「そーだぞ、王子でないなら気にするな」
「気にする…だろ」
「さてと、次はどこ見るか」
「えっとぉ…」
「ムシすんなぁ!てかお前なんで白鬼を守ってるんだよ?」
「なんで?知りたい?」
「知りたぁい!」
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