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『四節/7』
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アロクが風呂から出て、俺たちは今後のことについて語り合う事になった。
「ボクは楽しい所に行きたいなぁ」
「俺も、そろそろ歩くのダルくなってきた」
「好き勝手言うな」
「牙刃ぁ楽しそうな場所が見たいぃ」
「映画とかゲーセンとか行ってみたいな」
「ボクもそれ、行ってみたぁい!」
「お前ら…人の話聞いてるのか?」
「聞いてねぇよ!文句あっか?」
「なんだその態度!?」
「とりあえず面白そうな所に行ければいいんだよ」
「面白そうな所なんてねぇよ」
「ねぇのかよ、ダメだなぁ」
「つまんないぃーっ」
「……お前ら今殺す」
「まぁ落ち着けって冗句が通じねぇな」
「牙刃ぁボクもう眠いぃ」
「そうだな…もう寝るか」
「なんだよこのポジション、もういやだ……」
俺はまた眠りについた。深く深く。
ムツルを守るように包みながら───…。
明日もまた、元気にいられるように。
──そういえば現代は今どうしているのだろうか…。
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