アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
『四節/9』
-
寝よう寝ようとすると眠気が来ないが頭を使うとヤツはきっと来るぅーって歌はどうでもいいんだよ。
さてと…眠気に身をユダ……。
「って違ーう!!」
俺は布団と共にガバッと起きた。
「おやおや?起き上がった?」
「誰だテメェ」
「寝起き悪いんじゃな」
「だから」
「シシトの報告書によると…『双黒勇者は白鬼が離れると狂鬼となる』かの」
「シシト?」
「そ。なんじゃ知らんのか?」
「知らねぇ敵の事なんか知っても意味」
「あるんじゃなかろうか?」
「は?」
「ワシの術中にハマっとらん『双黒勇者』じゃから説明してやろう」
「だから」
「4ツの都で組まれとる町にはそれぞれレベルの高い鬼がおる」
「レベルの高い鬼?」
自分の存在を鬼と認めた奴は初めてだな。
とりあえずこいつ…いくつだ。
.
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
39 / 73