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『七節/7』
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「いつから?」
「話しかけられて後に」
「黒刃くん?」
「ムツル…見えて」
「そりゃ見えるだろ。キバハの見える俺は誰だ?」
「そりゃ黒…まさか…」
「黒刃本体の中に俺が居ると思ってくれていい」
「本体の黒刃は」
「今はそれ置いといて、王様が現れたぞ」
「!」
地獄界の王で鬼の王でアロクの父親が姿を現した。
王の右隣にはナルラが立っていた。
「ん?んん?」
「王様の御前、頭が高い」
「俺らにゃ関係ねぇー!!」
「帰したと思っていたのは間違いだったようだな、ナルラ」
「足りなかったようです…」
「アロクを助けに来たんだよ!!」
「アロクを…?友情でも出たのか」
「いいからアロクを出せ!」
「そ、そうだ!」
「フッ面白い勇者気取りの人間が」
「悪く思うな?」
「何…」
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