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『七節/9』
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「地球に戻る気はないんだな?」
「今更、戻る場所など無い。私には此処だけだ」
「…解った。アロクは今どこだ?」
「ナルラ」
一言かけるとナルラはカーテンの裏に消え、次に現れた時にはアロク王子の姿があった。
「お前、恥ずかしい奴だよな」
「助けてやったんだ、お礼を言え」
「誰もンな事、頼ンでねぇ」
「アロク、良かった無事で!」
「…俺…ハーフだったんだよな…」
「今更、気にすんなよ」
「しねぇよバーカ」
「マジ一回死んでくれる?」
これで終わった。
いやまだだ…。
「コクハはなんなんだ?」
「俺?」
「ん?なんか違う?」
「空間を俺とお前にした」
「なんで」
「言いたいことがあるから、キバハに」
「?なんだよ」
「俺はムツルの…白鬼の黒で核、コアだ」
コクハは語り出す。
俺の謎が解けるように…。
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