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だっこ
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「ちょ、おい陽樹.....!!」
「暴れんなよ。重い、あほ日向」
じたばたと足を振ると、ぎゅっとほっぺたを握られた。
「いっひゃ...!!....らにふんやよ......!!!」
ぎっと睨みつけると、うるせぇあほ って言われた。.......なんなんだよ!!
そのまま一階を降り、お風呂場まで連れて行かれた。 両手でおれを抱えながら、器用にドアを開けたり閉めたりしてんのがむかつく...。
「っ、おい陽樹!も、もう大丈夫だから!立てる!」
「暴れんなって。わかったから」
丁寧に降ろす陽樹に少しドキドキしたのは事実だけど、絶対いわない。。
「........ぁ、りがと.....」
「あ?」
「っあ、ありがと.....!!」
「......ん。」
照れ臭いけど、ちゃんとお礼を言った。
......一応、いたわってくれたんだろうし...。
んで、しばらく沈黙が流れて ん?と思ってたら、いつまでも陽樹が出ていかなかった。
それどころか、服を脱ぎ始めた。
「え、え.....?」
「なんだよ」
「い、一緒に入るのか?」
「それ以外なんなあんのかよ」
......っは、は、はぁ!?
「い、いみ分かんないんだけど!なんでお前と入らなきゃいけねぇんだよ!」
腰をさすりながら言う。
「.....時間ねぇし、おまえ一人じゃ入れねぇだろ」
「....っ、それは.....そう、だけどさ.....」
「んだよ、文句あんのか」
....あるわ!ありありだわ!なんだよそれ!お前はジャイ〇ンかよ!!
「......ないですよーだ」
......そんな事言ったら、きっとまた酷い目に合うだろうから言わない....。てか言えない....。
「あっそ。じゃ、早くお前も脱いで来いよ」
「はいはい....」
「なんだその返事は」
適当に返事をしたらぎゅむって顔を両手で挟まれた。
「やっ、やめろよ!変な顔になるだろ!」
力ずくで陽樹の手を払い、ほっぺたを撫でた。
「もう変な顔だろ」
「うるせーーー!!!」
ふっ、と鼻で笑われたのでべしって叩いてやった。
「.........」
「いったぁぁぁ...!!」
..........そしたら倍の力でちょっぷ帰って来た...。
もうコイツやだ。き、昨日の夜優しいとか思った俺もやだ。。。
「っぅう、....はるきのばか変態意地悪野郎!」
「はぁ?変態はお前だろあほ日向」
「だれが.....!!っぅぁ!?」
「ほら」
変態って言われたから反論しようとしたらいきなり首筋触られた。.....いや、今のは不意打ちじゃんか.......。
「ばっ.....ば、ばかぁ!!!」
もうどんな対応すればいいか分かんないからとりあえずバカって叫んでしまう。
「なんでだよ。てかなんですぐそうやって赤くなんの?」
すると、いきなり陽樹がそんな事聞いてきた。
........なんでって......。
好きな人に触られたら、赤くなるだろ......。
「な、なんでって......や、嫌だからだし!」
「.....嫌で赤くなんの?」
「なっ、なんの!」
「ふーん......」
自分で嫌になるくらいの言い訳を言ったら、陽樹にすっきりしない顔をされた。......うん、そうだよな...。
どうしよう。そう考えていると、しばらく黙ってた陽樹が突然口を開いた。
「お前、他の奴にも赤くなったりすんの?」
真剣な顔でそう言いながら、ほっぺたから、髪の毛までゆるゆると撫でられた。
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