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大切に
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「ゎ、わっ.....」
ぼろぼろと泣きながら、陽樹に抱き付いてしまった。すると、陽樹は驚きながらも、ぎゅっと抱き締めてくれた。
「っぅぇ、はるき、っはるきぃ、...っ」
「..........うん?」
「父さんっ、いなくなっちゃったの....っ!おれ...っ、おれ....っ」
「.....っ、うん、うん」
「っふぇ、っ...ひっ、....ぅ、」
息が弾んでしまって、苦しくてしょうがなかった。上手く話せなかったけど、陽樹は頑張って聞いてくれた。
「っぅ、おれ、っ...どうすればいいの.....っ」
「.........まなと......」
陽樹は、大切に大切に抱き締めてくれて、俺が落ち着くまで何も言わずにいてくれた。
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