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「あっ、やっぱりそうだ!葛城さんって、見かけによらずエッチだな~~。そーいう人はムッツリさん何ですよ?」
「ばっ、バカ……!誰がそんなこと想像するか……!」
葛城は阿川に茶化されると、バカと言って彼の頭を叩いたのだった。
「あははっ!葛城さんってからかうと何だか面白い人だなぁ~~。今日も1つ、発見ですね!?」
「なっ、何……!?」
葛城は阿川にそう言われると、テーブルの上をバンと叩いて怒った顔を見せた。
「よっ、余裕だ……!?お前、午後の仕事そんな浮かれた頭で大丈夫何だろうな……!?」
「浮かれてませんよ。俺はただ葛城さんをもっと、知りたいだけなんです。それこそぜ~んぶ、貴方が知りたい。葛城さんの好き嫌いな食べ物とか、葛城さんがお箸を持つ手はどっちなのかとか色々と俺は知りたいんです!」
「お前それ、ストーカーの一歩手前だぞ……?」
葛城はそう言って言い返すと、顔をひきつらせたのだった。阿川は自分で純情をバカにされたと思い、彼の目の前に自分の顔を近づけて言い返した。
「ストーカーじゃありません!俺は真剣に葛城さんのことが好き何です!何だったら今ここで、大勢がいる前で貴方に愛の告白をしますよ!?」
阿川はそう言い返すと、彼の心を煽ったのだった。
葛城はフとため息をつくと、食べかけのラーメンを黙々と食べてスルーしたのだった。
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