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「ッア……!くっ、このぉ……!」
あいつは場所を弁えずに下着の上から怪しく触ってきた。一瞬触られると身体が反応してしまった。
「葛城さん。俺、前に言ったハズですよ。もう忘れましたか?」
「なっ……何だと……!?」
「絶対にあなたを好きにさせて見せるって――。 だから隙あらばドンドン攻めますからねって、言いましたよね?」
「阿川……お前……!」
「言っておきますけど俺、手加減はしませんよ?全力投球で貴方を奪ってみせます。恋愛なんてそんなものですよね。奪うか、奪われるか……。もしそうなら俺は貴方が欲しい。だから奪って見せますよ、貴方の心も身体も全部、まるごとね――」
あいつは俺の目の前でそう言ってくると、真っ直ぐな目線でこっちを見てきた。その強い眼差しの視線に見つめられると身体中が熱くなった。
「っ……お前は何でも強引だな、そうやって俺の中に土足で入って来ようとする……。何でお前はいつも…――」
「強引な男は嫌いですか?」
「ッア……!」
あいつはいきなり左手を下着の中に入れてきた。そして熱い場所を手で触れられると再び身体がビクッと反応して声が漏れてしまった。
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